国産車パワーウェイトレシオランキングでレクサス車は何台?


そもそもパワーウェイトレシオってなーに?

そう思う人も多いでしょう。
車の加速力の差を比べるにはいろいろな要因に左右されて
はっきりとした加速性能を数字で示すことはできません。
例えば、
エンジンの最高出力(馬力)や最大トルクの大きさ
それを発生するエンジンの回転数、トランスミッションのギアレシオや駆動方式
など要因があります
よく見るのは最高出力(馬力)ですね
以前、馬力表示の方がピンとくるでしょうか
300馬力や400馬力となると、
おぉ~すごい!
となるわけです。
そしてスパーカーともなると600馬力とかで、凄すぎるとなるわけです。
ひと昔前だと各車メーカの280馬力規制があったのでそれが頭うちでした
その280馬力規制がなくなってから日本メーカも次々に高馬力車を投入して、
今では400馬力や500馬力という車も、少ないけれども珍しくはなくなりました
パワーウェイトレシオは、車の大まかな加速力の目安となる数値ですが、
最近では少し耳にする機会が減ったかもしれませんね
1馬力(ps)あたりが負担する車重(kg)の事です

パワーウェイトレシオはどう計算するの?

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では、パワーウェイトレシオはどう計算するのかと言いますと、計算方法はすごく簡単
車の「車重」÷「最高出力」で計算できます
この時の数字が小さいほど、加速が良いということになります
馬力はあるけど、うーんと重い車と
馬力はそこそこだけれど、車重がすごく軽い車
こんな車を比べるのにパワーウェイトレシオは役立ちそうですね
ただ、あくまで速さの目安でしかないので、おおよそこれくらい。
というぐらいに思っておくのがいいでしょう

国産車歴代パワーウェイトレシオランキングトップ10

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歴代のパワーウェイトレシオランキングが発表されていましたので抜粋
最近の車が目立つのは、やはり280馬力規制が廃止され、ハイパワー車が増えたこと
それだけでなく、車の鋼板にアルミ材やカーボン材が使われ、車重が軽くなったことがあげられます
このトップ10の中にレクサス車が5台入っています
しかも、Fモデルが3台
やはりFモデルはハイパフォーマンスモデルと銘打って開発されていますので、すごいです

堂々の1位はレクサスLFA

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ランキングトップを飾るのがレクサスLFA
500台限定の誰しも認める国産のスーパーカーです
Fもですのフラッグシップです
パワーウェイトレシオは2.64
フロントミッドシップに搭載したレブリミット9000rpmという
V型10気筒自然吸気エンジンの”1LR-GUE”は最高出力は560PS、
最大トルク480N.mを発生させます。
トランスアクスルの6ATにより後輪を駆動するFRレイアウトが取られています
0-100km/h加速は3.7秒、
最高速度は325km/hにも達し、
最高速に関しては国産車トップです
ヤマハがチューニングを行ったLFAのエンジンサウンドは
”天使の咆哮”と呼ばれ、国産車とは思えないほどの
官能的でクリアな音を奏でることでも有名ですね
新車販売価格は3750万円にもなりますが、
世界限定500台ということで希少性が非常に高く、販売は抽選で行われました
それもあってか、欲しくても手に入れられなかった人もいるとか。

第4位にレクサスRCF

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パワーウェイトレシオは3.37

レクサス RC Fは、2014年に登場したスポーツクーペのRCシリーズの頂点に立つモデルです。

V型8気筒の2UR-GSEエンジンは2007年に登場したIS-Fのエンジンを改良して搭載。

圧縮比の変更、燃焼室の形状変更、排気系など全てが見直され、

従来の423PSから54PSアップとなる477PSを実現しています。

エクステリアにもRC F専用のものがふんだんに与えられ、

スタンダードのRCに比べて全長は1センチ長く、全幅は1センチ広く、

全高は5ミリ低められています。

”意のままに操る喜び”を追求したというRC F。

RC350 Fスポーツから285万円アップの967万円

1000万円以下で買えると考えれば、お買い得?

第5位はレクサスGSF

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パワーウェイトレシオは3.38

GS Fは、RC Fの登場から約1年後の2015年11月に登場したスポーツセダン。

”F”の名を冠したセダンとしては2台目となるモデルで、

乗車定員が5人となるのも”F”シリーズでは初めて。

スタンダードのGSよりもボディ剛性を高めるため、

スポット溶接やレーザー溶接の個所を増やし、

過酷なサーキット走行にも耐えるボディを実現した。

剛性が上がったボ
ディに対応するため、

サスペンションやブレーキにもGS F専用に開発されたものが装備されている。

エンジンはRC Fと同じ2UR-GSEが搭載されているが、車重が重いために順位を落としている。

大人5人が快適に移動できる、ハイパフォーマンス・スポーツセダンとしては国内で唯一ですね

第6位はレクサスISF

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パワーウェイトレシオは3.99

ぎりぎり4.0を切りました

レクサスのFモデルの歴史はこのISFから始まりました

すごいモデルが登場すると話題になりました

IS Fは、レクサスのトップスポーツモデル”F”シリーズとして初めて世に出たモデルです。

2代目ISのGSE2#型がベースで、

ミドルサイズのセダンにV8 5リッターの心臓を詰め込んだ、

ハイパフォーマンス・スポーツセダンです。

エンジンは、当時LS600hに使われていた2UR-FSEを

IS F専用にチューニングした2UR-GSEを搭載。

最高出力423PS、505N.mを発生し、

0-100km/h加速は4.8秒、

最高速300キロオーバー(日本仕様は180km/hでリミッター作動)の

パフォーマンスを誇る。

エクステリアには幅広のフロントフェンダーや、

V8エンジンを収める為の盛り上がったボンネットなどが与えられ、

インテリアにも”F”のロゴを随所にあしらい、スタンダードモデルとの差別化が図られています

搭載している2UR-GSEは1世代前のもので最高出力は低めだが、

車重が1690キロと軽いためランクインです

第7位はレクサスLC

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パワーウェイトレシオは4.06

ついこの前、発売になったLCもランクインです。

パワーは十分なのですが、2トン近い車重のため低めの順位になっています。

しかし、国内のカーラインナップでは間違いなくトップクラスのパフォーマンスを持っているでしょう

レクサス初のFセグメントクーペであるLC500は、

V6 3.5リッターハイブリッドのLC500hとV8 5リッターのLC500に分けられる。

このうち、V8 5リッターを積んだLC500は

他の”F”シリーズと同じ2UR-GSEが搭載され、エンジンスペックも共通となっている。

TNGAコンセプトのGA-Lプラットフォームが採用された

スーパーカー然としたスタイリングは、

全長4,770mm、全幅1,920m、全高1,345mmという

非常にロー&ワイドなもの。

スポーツカーというよりはグランドツーリングカーの位置づけなので、

エクステリアやインテリアはラグジュアリーな仕上がりを見せている。

レクサスのクラフトマンシップによりレザーやアルカンターラ素材を使ったインテリアは、

とても開放的で温かみを感じる仕上がりです

このようにランキングではレクサス車が多数ランクインしました

特に4位から7位まではレクサス車が独占

レクサスLCには、Fモデルが発売されるとのことですので、そうなればLCF(仮称)は当然ランクインするでしょう

車重の重さはパワーでカバーし、パワーウェイトレシオの数字も小さくなるでしょうね

2位には日産のGT-R、3位にはホンダのNSXですから、

パワーウェイトレシオは、車の加速力や性能をみる一つの数字というのも納得ですね