レクサスRXマイナーチェンジの変更点
レクサスはRXのマイナーチェンジを行って2019年8月に発売を開始しました
主な変更点をまとめてみました
今回の一番の目玉は世界初採用のブレードスキャン方式を採用した
アダプティブハイビームシステムでしょう
照射範囲が拡大し、夜間の視認性も良くなっています
スピンドルグリルのデザイン変更
従来から採用しているスピンドルグリルはそのままに、
L字モチーフのブロックメッシュパターンを採用
見る角度によって表情が変わる一つのブロックは
フロントエンブレムの中心から外に向かって放射線状に
変更していくように構成されています
スピンドルグリルのフレーム形状も変更し
パンバーサイドからの流れと合わせて角度調整して
サイドから見ても一体感のあるデザインになっています
フロントヘッドライトのデザイン変更
超小型三眼フルLEDヘッドランプを採用し
レクサス初のブレードスキャンアダプティブハイビームシステム(AHS)を搭載
このブレードスキャン方式は、従来のLED個々で照射範囲を制御するのではないため
よりハイビームで見通せる範囲が増え、夜間の視認性がアップします
クリアランスランプとシーケンシャルターンシグナルランプも
ランプの発光を変更し、高級感のあるデザインに変更されています
フォグランプの位置と形状も変更され、地面に近い位置になりました
リアライトのデザイン変更
リアコンビネーションランプもランプ形状や発光の変更がありました
リアのターンシグナルランプはつぶつぶ感があった前モデルからつなぎのない
つなぎのない綺麗な発光へと変わっています
L字型のテールランプとターンランプを上下に配置したライトは
すでにマイナーチェンジを行ったLSのように奥行き感のある特徴的な
ライトになっています
ナビにタッチパネル式を採用
12.3インチと大きなナビ画面は従来から操作しにくいという声が多かった
リモートタッチ式をタッチパネル式に変更しました
タッチパネルだけになるのではなく、タッチパッド式のリモートタッチも
残されるので併用でき、どちらか好みの操作方法を選べることになります
タッチパネル対応により、ディスプレイの位置も手前側に
約140mm移動し、触りやすくなっています
海外も含め、タッチパネル式に戻ってきている印象があります
ハンズフリーパワーバックドアを全グレードに採用
両手がふさがっていてもキーを携帯していれば
リヤバンパーの下に足を出しいれすることで
バックドアの自動開閉が可能になりました
これまではリアエンブレムを触ることで自動開閉していたのですが
結局は手に荷物がある状態では触ることができず
あまり実用的ではありませんでした
挟み込み防止センサをバックドアの下まで設けることで
安全面にも配慮されました
パドルシフトが全グレード標準装備
これまでFスポーツのみだったパドルシフトが
全グレードに標準で装備されることになりました
ボディー剛性のアップ
乗り心地や操縦安定性の向上にボディー剛性をアップしました
そのためにスポット溶接の打点を増やし、さらに
構造用接着剤の接着面を拡大しています
アクティブコーナーリングアシストの採用
コーナリング中にアクセルを踏み込んだ時に発生しやすい
車両のアンダーステアを抑制する
アクティブコーナリングアシスト(ACA)を取り入れました
これにより高い車両安定性を実現しました
RX450hLに6人乗り仕様を追加
RX450hのロングモデル450hLには
従来の7人乗り仕様に加えて6人乗り仕様を追加
さらに3列目シートを改良し
足元空間を広げたポジションと荷室容量重視の2ポジションが設定されました
2列目のシートには左右独立したキャプテンシートが登場し、
ゆったりと過ごす事ができます