サポカーって何?


最近CMでもよく聞くサポカーという言葉
よく聞きますが実際はどういう車を意味するのでしょうか?
正式名称は
セーフティ・サポートカー
サポカーは、近年高齢者の交通事故が多発し
その事故防止対策の一環として
政府が進めている取り組みです
自動ブレーキやペダル踏み間違い時の加速抑制装置等を
搭載した車にサポカーまたはサポカーSの愛称をつけ
官民連携して取り組んでいます

サポカーとサポカーSの違い

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セーフティ・サポートカー(サポカー)とは
自動ブレーキを搭載したすべての運転者に推奨する装置です
車を運転していて、はっと気づくと目の前に車が!
こんなケースで自動ブレーキをかけてくれるシステムです
スピードを出しすぎていると、自動ブレーキが働こうが
止まれませんので、自分自身での注意は必ず必要です
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セーフティー・サポートカーS(サポカーS)とは
サポカーに搭載されている自動ブレーキにプラスして
ペダル踏み間違い時加速抑制装置等を搭載した
特に高齢車に推奨する装置です
アクセルとブレーキを踏み間違って
勢いよく加速し、前のコンビニに車ごと突っ込む
このような事故を防いでくれます

サポカーSにも区分がある

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区分は全部で3つ
・ワイド
・ベーシック+
・ベーシック
どれも自動ブレーキがかかる装置と
ペダル踏み間違い時加速抑制装置が搭載されている事には違いありません
ベーシックでは自動ブレーキは低速時(車両速度が時速30km以下)にだけ働くのに対し
ベーシック+では低速時以外でも機能します
ワイドになると、ベーシックでは自動ブレーキは車両に対してのみ働いていましたが
歩行者に対しても働きます
ワイドはさらに、車線からはみ出しそうになったときや、
はみ出した時に警報がなって知らせてくれる機能や
ハイビームを自動で切り替えてくれる機能を含みます

レクサス車も対応

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レクサスでは予防安全パッケージとして
Lexus Safety System
と名付けています
基本機能がはいったLexus Safety System+に加えて
さらなる安全機能に磨きをかけたLexus Safety System+A
となっています
サポカー、サポカー+、ワイドみたいな感じで
機能が分かれています
数年前まではレクサスはこの分野において
ドイツ勢に後れをとっていました
ドイツ車は標準搭載だったのに対し、
レクサスはオプション扱い
性能も一世代前と言われたりしていました
しかし今は、事故をひとつでも減らすべく力が入っています
レクサスでは車に搭載されるいろいろな安全システムを単独で働かせて
機能させるという考えではなく、それらを連携させて
安全性を高めていくという「統合安全コンセプト」を持っています
この現時点で実現可能で先進的な機能が搭載されたのが
レクサスLSなのでディーラーに行く機会があれば
そういった視点でも見てみるとレクサスLSの凄さが実感できるのではと思います
*レクサスLSのテクノロジー